佐井村商工会

  • トップページ
  • 交通案内
  • お問い合せ
  • リンク集
  • 文字サイズ変更
  • 文字サイズ大きく
  • 文字サイズ標準
  • 文字サイズ小さく

ホーム > 観光情報 > 願掛岩

願掛岩

見方によっては、男女が抱き合っているような姿の大岩石。地元では古くからこの岩を願掛岩と呼び、信仰 の対象となっていました。その記録は江戸時代の紀行家菅江真澄の文章にも見られ、寛政四年(1792年) 北海道旅行の途中に佐井村を訪れ願掛岩の前を通った菅江真澄は稲荷社と八幡社が並び建つ願掛岩の鳥居に 桜の枝を鍵として掛け、自分が好きな人に想いが通じるようにと願を掛けている風習があることを伝えてい ます。鍵掛岩とか願掛岩と呼ばれたこの岩は、山や里の豊饒と海の幸を恵んでくれる神々への感謝を表す祈 願所であり、さらには人々の恋も叶えてくれる大切な神様が宿る岩だったのでしょう。
津軽海峡に漁に出てもこの巨岩は最も頼もしい目印であり、抱きかかえ合うような岩の姿は、愛す る人を守ってくれる実に頼もしい神様だったに違いありません。現在もなお圧倒的な迫力で迫る願掛岩は、 なにかを願えば叶えてくれそうな優しい雰囲気があります。
gankake11.gif
 

 

ページトップへ戻る

Copyright(C)2010,The Chamber of Commerce and Industrycombination meeting of Aomori Prefecture ,All rights reserved.