立石大明神探訪

5月 

例年5月8日に、参加者を募って桑畑にある御神岩「立石大明神」へ参拝に行きます。参拝後は、その場で皆が持ち寄った弁当やおつまみを頂きながらお花見をします。

菅ノ尻の川添いを2km程登ると、急斜面の地面から高さ25m、幅8m、奥行き10m位の「立石様」が垂直に切り立っています。

享保6年(1721年)、当時の菅ノ尻前沖は鯛が獲れる漁場でもありました。立石大明神と崇め祀るようになった年代は不明ですが、鯛漁をしていた漁師たちは立石を目印として漁をしていたそうです。

ある日、漁をしていたら、霧がかかって方角が分からなくなりました。その漁師は立石大明神らしき方角に向かい「・・・何卒、我に方角を教えたまえ、救いたまえ」と何回も祈願しているうちに、遠くの方に神光が見え、その方角を目指して来ると菅ノ尻の浜へ入り助かった、という伝説が残っています。

その事から桑畑の漁師達にとっては、海の守護神となっています。

 

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