そばもち(上北郡七戸町)
南部地方は麦とそばは欠かせない作物のひとつであった。そば粉を練り、囲炉裏でゆっくり焼く味は、おばあちゃんの味ななのかもしれない。
香ばしい香りのそばもち
落人の里と知られる十和田市の梅集落は山間に9軒の家が佇む静かな村。このあたりは水田が少なく畑作が主体、昔は何があろうとそばと麦は植えたという。今でも6月の魔よけの行事「人形ゆり」の時は必ずそば餅を作る。そば餅もハシギの串に刺し、ジュネ味噌で焼くと香ばしい香りがなんともいえず、何枚でも食べられる。


材料(5人分)
そば粉1kg / 片栗粉100g / ジュネ(エゴマ)適量 / 味噌適量
調理手順

(1). ジュネ(エゴマ)は炒って皮を取り、すりつぶし、味噌と適量の水を加え、とろりとしたタレを作っておく。
(2). そば粉に熱湯をまわすように3まわりほど注ぎ、10分ほど冷ましておく。
(3). ぬるくなったそば粉に片栗粉を入れ、よくこねる。
(4). 団子くらいの大きさに丸め、平らにする。
(5). (4)を串に通し、(1)のジュネ味噌をつけて火でゆっくりと焼く。
(6). 表面にさっと焦げめがつく頃がおいしい。

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