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真鱈のこあえ(つがる市・旧木造町)
下味をつけて煮た大根、高野豆腐、ヤリイカ、にんじんをタラコで白い粉がふくように、きりっとあえた料理。
魚は貴重な食べ物だった
岩木山を中心とした津軽平野、穀倉地帯の北津軽郡木造町は、湿地を開墾して作った新田だ。こうした稲作地帯では、魚は貴重な食料だった。日本海で捕れた魚介類は「背負い子」と呼ばれた行商人によって運ばれていた。年の瀬を迎える頃、大きな鱈を買い、正月料理の準備をする。そのひとつ真鱈のこあえもごちそうだった。


材料(5人分)
生鱈の子半腹 / 高野豆腐6個 / ヤリイカ1パイ / にんじん2本 / 大根1/2本 / ネギ2本 / 醤油1/3カップ / 酒1/3カップ / 砂糖少々
調理手順

(1). 高野豆腐はぬるま湯でもどし、水気をしっかり切る。
(2). 大根、にんじんは千切りにし、酒、醤油、砂糖で煮る。
(3). タラコを縦横十字に切り、細かく切ったイカと一緒に強火で炒る。
(4). (2)と(3)とを混ぜ合わせ、味が整ったらさらに高野豆腐を入れ、最後にきざんだネギを入れ、冷ます。

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