けの汁(青森市)
大根やさまざまな山菜、凍豆腐、油揚げなどを細かくきざんで煮、味噌で味をつけておき、小正月から少しずつ食べる料理。
米に見立てたかゆの汁
1月16日の小正月は女たちが家事から開放される日。この日はどこの家でもけの汁が作られ、1年の無病息災を祈り食べられたもの。けの汁は、かゆの汁のこと。米が貴重だった昔、山菜や野菜を米に見立て細かくきざんで食べたのが始まり。鍋が大きいほど、日が経てば経つほど味がしみておいしくなる。少しずつ小さな鍋にとり温めなおして食べるのだ。


材料
コンニャク / にんじん / ごぼう / 大根 / ぜんまい / ワラビ / フキ / 凍豆腐 / 油揚げ / 金時豆 ※各種適量(きざんだときに同量になるように) 味噌適量 / だし昆布 / 焼きにぼし
調理手順

(1). 金時豆以外の材料はさいの目に切る。
(2). 昆布でだしをとり、さらに焼きにぼしでだしをとる。
(3). 大根と金時豆はそれぞれ煮ておく。
(4). だし汁ににんじん、ごぼう入れひと煮立ちさせてから(3)と残りの材料を入れ、味噌で味付けをする。

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